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2011年03月13日

言葉にならない御礼と言葉にならない祈り

3月11日の「第3回お笑いビジネスコミュニケーションセミナー」は、

主宰の私が地震による新幹線ストップのため不在という大失態をやってしまったにも関わらず、

ご協力いただいた株式会社ブック・ブリッジの篠原さん、ナイス中山さん、中原さん

そして、ご参加いただいた皆様の大いなるご協力のおかげで終えることができました。

深くお詫びするとともに、皆様のご協力に深く感謝申し上げます。

自分への悔しさと、皆様への感謝の念で一人、涙にくれておりました。。。

そして、
被災地の状況が次第に明らかになるにつれ、言葉にならないショックを受けております。

亡くなられた方々のご冥福を祈り、お怪我をされた方々の一日も早い回復を祈り、

いまだ安否がわからない方々とそのご家族にいち早く情報が伝わることをお祈りいたします。


私も、明日から社の被災地緊急対策の中で、なんらかのお手伝いをすることになります。

何ができるか?

わかりませんが、できるだけのことをしていきたいと思います。


その一歩として、いただいた情報をここでもご提供させていただきます。

私も理事としてお世話になっている日本HACCPトレーニングセンターの理事で

サニクリーン広島の長井昭さんからの情報です。

危機管理対策として有用な情報だと思いますので、ご活用下さいませ。

(以下、長井昭理事からのメールです)

所属しております「危機管理協会」の屋敷先生よりメールを頂いておりますので送り
ます。
洪水の復旧に関わる人は、洪水のクリーンアップ活動において様々な危険有害要因に
警戒する必要があります。
復旧に関わる労働者やボランティアの方は適切な安全上の注意事項に注意する必要が
あります。

労働者の間で経験がない人もいるので、互いに安全を確保しながら作業を進めるべき
です。
1)感電の危険性
自然災害の後に感電死が起こりえます。感電を防止するために、清掃活動に参加する
者は、次の手順を実行することが求められます。

1.電気回路や電気機器の近くに水がある場合には、メインのブレーカーまたはヒュー
ズサービスパネルの電源を切ります。電気は、専門の電気技師の確認が終わるまで、
入れません。もし電気がオフになっていることが確認されない場合には洪水している
ところに入らない、また地面のぬれているところで電気機器をさわらないようにしま
す。絶対に切れた電線に触れないようにします。

2.ガソリンやディーゼル発電機を使用して建物に電力を供給する場合は、メインの
ブレーカーのスイッチまたはサービスパネルを、発電機の起動前に、「オフ」にす
る。これにより電力線の不注意による通電を防ぎ、感電から守ります。

3.電線が切れた地域での掃除などをする場合には、電気会社に連絡し、送電の停止
などを行います。頭上の送電線の近くではしごなどを動かす際には特に注意が必要
で、不注意な接触がないように細心の注意を払います。

2)一酸化炭素

洪水のクリーンアップ活動には、ガソリンまたはディーゼル ポンプ、ジェネレー
ターなどの使用を伴うことがあります。これらの装置は無色、無臭、で致命的な「一
酸化炭素」を発生するため、こうしたガソリンを用いる機械は屋外で使用し、屋内に
持ち込まないようにします。室内においた場合の十分な換気を評価することは事実上
不可能だからです。いくつか一酸化炭素中毒死亡は屋内か限られたスペースでガソリ
ンエンジンの使用に関連しています。

3)筋骨格系障害
クリーンアップの労働者は、手、腰、膝、肩などに深刻な筋骨格の障害を起こすこと
があります。泥などを手で運んだり、建材を運んだりするときは特に腰痛への注意が
必要です。こうした障害を予防するために2人以上のチームを使い、一人あたり約
25KG以上のものを運ぶのは避け、機械を用います。

4)寒さ
24℃以下の水につかったり、働いたりすると体の熱が失われ、低体温になります。低
体温のリスクを減らすためにもゴムのブーツ、暖かい洋服、単独作業をしない、水の
外に頻回に出る、可能な限り乾いた洋服に着替えるなどします。

5)重機の扱い(ブルドーザーなど)
ブルドーザーなどの重機は適切な教育を受けた人のみが操作します。

6)地盤の不安定性
洪水の水は、自然歩道だけでなく、歩道、駐車場、道路などを破壊します。決して水
によって破壊された建物や地面が安定していることを期待してはいけません。浸水し
た建物や津波に持ちこたえた建物も危険の可能性があります。洪水で破壊された建物
は専門家による確認の前に中や周りで働いてはいけません。もし動いたり、変な音が
したらすぐに立ち退きます。

7)危険物
洪水の水には、タンク、ドラム、パイプなどからの農薬やプロパンなどが含まれてい
る可能性があります。地元の消防署や危険物チームとの連絡なしに不明なコンテナを
移動しないでください。
潜在的に汚染された可能性のある地域での作業には、皮膚への接触や蒸気の吸入をさ
けるための適切な防護服を着用してください。農薬やその他の有害な化学物質にさら
された可能性のある皮膚は頻回にしっかりと洗います。

8)火災
火災は洪水によって被害を受けた地域において防火システムが作動しない、消防署の
対応困難、消防用の水の供給困難などの理由で大きな影響を与えます。労働者や経営
者は追加の予防策をとる必要があります。少なくとも 2 つの消火器一つはUL 規格で
少なくとも 10 a のものを掃除をする場所に設置します。

9)溺水
移動した水に入ると泳げたとしてもおぼれる可能性があります。車の中にいる人が溺
水する可能性はとても高いです。深さが不明の場所に車や重機で入らないようにしま
しょう。NIOSHは単独作業の禁止や洪水の近くで作業をする際に沿岸警備隊承認ライ
フジャケットを着用することを薦めています。

10)防災対策
ファーストエイド
軽微なけがや火傷のファーストエイドは汚染された水に曝露されると大変危険なの
で重要です。すべてのきずはきれいな水と石けんで洗いましょう。作業中のほとんど
の切創においては破傷風の予防接種ができることを確実にしましょう。

防護具
浸水した地域でのほとんどの作業では、次の個人保護具が必要になります。

*ヘルメット
*ゴーグル
*重作業用手袋
*鋼の足とインソール、防水ブーツだけでなく鋼シャンク (可能な場合)

チェーンソー、バックホー、トラクター、舗装ブレーカー、送風機、乾燥機などの機
器から過度のノイズは、耳鳴りと聴覚障害の可能性があります。
あなたが叫ばなければお互いに聞こえない場所では耳栓をしましょう。

11)閉鎖空間での作業
ボイラー、炉、パイプライン、ピット、駅、浄化槽、下水の消化、貯蔵タンクなどの
閉鎖空間で作業をする際には危険性を認識する必要があります。閉鎖空間には次のよ
うな特徴があります。


*入口または出口が限られた範囲しかあいていない
*不十分な自然換気
*連即した作業のためのスペースが想定されていない
閉鎖空間では有毒ガス発生、酸欠、または爆発の可能性があり死亡事故につながる可
能性があります。
多くの有毒ガスや上記は目に見えず、またにおいもないので、安全かどうかを感覚で
判断してはなりません。閉鎖空間には十分なトレーニングを積んでいなければ絶対に
入ってはいけません。もし閉鎖空間に入る必要がありトレーニングを積んでいなけれ
ば消防に相談しましょう。

12)ストレス、長時間労働、および疲労はけがや病気のリスクを上げます。
感情的にも物理的にも疲弊する長時間労働や家が破壊されたり仕事を失ったりするこ
とで非常に大きなストレスを感じることになります。このようなストレスにさらされ
ている労働者はけがや感情的な事件がおこりやすくなり、またストレスに起因する疾
患を発症しやすくなります。

家族、近所の人や地元の精神衛生の専門家からのメンタル面でのサポートはストレス
に関連する疾患などの予防につながります。

洪水の復旧に関わる人の障害や病気のリスクは次のような方法で予防できます。
*復旧や清掃の優先順位を設定します(日や週単位で)。身体的な疲弊を避けます
*通常の睡眠のスケジュールにできるだけ早くします。休息を多く取得し、疲弊する
前に休みを頻回にとります。

*あなたのコミュニティの災害救済プログラムとサービスを利用します。
*精神的疲弊に注意します。家族や隣人などによるメンタル面のサポートがなければ
地域の健康の専門家やメンタルヘルスの専門家に相談しましょう。


追加(同協会員:陸上自衛隊関東補給処 中村隊員)もありますのでよろしくお願いい
たします。

コスモ石油の千葉県市原市工場の方からのメールの転送として、外出に注意して、
肌を露出しないようにしてください!
コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着。雨が降ると、有害物質が地上に落
ちます。
外出の際は傘かカッパなどを持ち歩き、身体が雨に接触しないようにしてくださ
い!! コピペして皆さんに知らせてください!!
雲に付着すると、100キロ程度は軽く移動するようです。千葉から離れている方も
お気をつけください。
原油の爆発により有害物質が出るとすると一般的にはSOx関連(いわゆる亜硫酸ガ
ス)であり、雨が降ると酸性雨ということだと思います。


→大変申し訳ございません。この最後の打ち消し線の記述はチェーンメールによる誤報です。
訂正いたします。


以上、また情報がありましたらご連絡したします。長井


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Posted by 新名史典(しんみょうふみのり) at 19:14│Comments(0)セミナー後記
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