2011年10月01日
カラースライド
朝日が昇る10月となりました。
昨日の会社最終はバタバタ!
ご挨拶しながら、残務しながら、手続きしながら(笑)。
そしてサプライズ。
会社で「お花が届いてますよ」
と言われて、「へ?」
いくと、真っ赤なバラの花束が・・・
とりあえずこんな感じ・・・
送り手は東京の相棒、吉田工作員、もとい吉田智さん。
さっそく電話して狙いを聞くと、
「一番困るものを送ってみた(笑)」とのこと。
確かにめちゃめちゃ困りましたよ(笑)。
ある意味、顧客ニーズをとらえているのか?
なので、困った様子も撮ってみました。
ご期待に応えて(笑)。
最終日、とてもとても、多くのコメントをいただきました。
そして感じたことは、いかにみなさんが「プレゼン」に興味があるか。
そして問題意識があるか、ということ。
ことさらそういう話をしたこともない方々もこの機にいろんなコメントを下さいました。
その中に専務取締役(生産本部長)のすごく示唆に富むお言葉がありました。
すばらしいので、その抜粋をご紹介します。
まさに「使命感」を実感しました。
↓↓↓
小生も、実は日本のビジネスマンを初め、ほとんどの知識人がプレゼンテーションを軽視していることにいつも疑念を抱いていました。
かく言う背景には、小生が学部~ドクターを取得するまでお世話になった京都大学の恩師「三枝教授」の教えが根本にあったからです。
三枝先生は、今から40~50年前に「環状エーテルのイオン重合」分野におけ
る世界的な権威で世界の高分子学会のトップクラスの賞をいくつも頂いており世界
を股に掛けて、学会講演、各大学での指導授業などをすると共に、民間企業の研究
所とも深い交流がありました。
当時の先生の教えは、ドイツ語で「etwas neues; 新しい発見を、人のやらないこ
とを先駆けてやろう」と言うことと、この後が大切なことですが、自分がやった研究成果の発表は、「誰
にでも直感的に判るように発表に最大の工夫をこらそう」と言うことでした。
いつも、いくら素晴らしい研究をして成果を挙げてもそれが、理解され「学会」
で認められなければ「その研究成果はゼロ」だと言い続けられました。
自らも、研究成果の発表には様々な新規の「アイディア」を創出されました。当
時、40~45年前は研究発表は、白黒スライド写真方式で、からすペンを用い黒インクで専用スライド
原版にに書き入れスライド化すると言う方式でした。
発表スライドは、全て白黒の味気ない化学式だけを記載した「スライド」でし
た。それを、最初に変えたのが背景を濃い「ブルー」にして、白地で文字を浮き上がらせる形式でした。世界
でも始めての発表形式で、その鮮やかさからあっと言う間に、関連学会にの全ての分野にいきわたり
ました。
それが1~2年続きましたがその後は、このスライドの文字をカラー化すること
にしました。ブルーの背景に白地の化学式を書きその化学式の「反応部位」のみ、別の赤、褐色、黄色、等反応様式毎に色を変えたりして反応の様子が一目瞭然直感的に判るようなスライドにしました。このカラースライドも大いに反響を呼びました。
当然、発表の仕方、時間、使う用語等のチェックも事前に受け、学会発表の前には数回にも及ぶ事前リハーサルをやって発表するのが常でした。そのような「努力」もあり日本化学会、並びに各学会での私がいた研究室の発表は、聴衆者が鈴なりの状態でした。
言わば、当時我々「三枝研究室」の研究者が手作りで作成した「スライド」は、
今パソコンで「パワーポイント」ソフトを利用して作成した「資料」の走りのようなものだったと思います。
こうして、大学時代に「プレゼン」の重要さを徹底して叩き込まれたおかげで、
職業人になってからも人に伝える資料つくりに細心の注意を払う習慣が身についたと思っています。
「自分の伝えたいことは何か」
「どのような工夫をすればそれがパーフェクトに伝えられ、人の同意を得ることが出来るのか?」
「どのようにポイントをついた資料」をつくるのか
皆さん余りにも、何の為に資料を作るのかを
理解しないまま資料を作成しています。
同じ、データをもとにしても、作成の意図によってその伝え方は場合によって180度違うことを意識していません。
社内ですらそうですから、これが弊社の商品を買って頂く「お客様」に商品を買って頂く為の「資料」をつくり、それをアピールするプレゼン力をつけるにはやはりそれなりの「ノウハウ」と経験が是非必要だと思います。
新名さんの指導で、営業マンの「プレゼン」の力が格段に向上すれば願ってもないことです。
期待しています。
↑↑↑
実に本質的で示唆に富むお話です。
私も学生時代の恩師にプレゼンを叩き込まれました。
いかに学生時代にプレゼンを意識することが大切か?
それをあらためて実感します。
今、大学の先生方ともこういう話をしはじめています。
「使命感」を持って。
ご挨拶しながら、残務しながら、手続きしながら(笑)。
そしてサプライズ。
会社で「お花が届いてますよ」
と言われて、「へ?」
いくと、真っ赤なバラの花束が・・・
とりあえずこんな感じ・・・
送り手は東京の相棒、吉田工作員、もとい吉田智さん。
さっそく電話して狙いを聞くと、
「一番困るものを送ってみた(笑)」とのこと。
確かにめちゃめちゃ困りましたよ(笑)。
ある意味、顧客ニーズをとらえているのか?
なので、困った様子も撮ってみました。
ご期待に応えて(笑)。
最終日、とてもとても、多くのコメントをいただきました。
そして感じたことは、いかにみなさんが「プレゼン」に興味があるか。
そして問題意識があるか、ということ。
ことさらそういう話をしたこともない方々もこの機にいろんなコメントを下さいました。
その中に専務取締役(生産本部長)のすごく示唆に富むお言葉がありました。
すばらしいので、その抜粋をご紹介します。
まさに「使命感」を実感しました。
↓↓↓
小生も、実は日本のビジネスマンを初め、ほとんどの知識人がプレゼンテーションを軽視していることにいつも疑念を抱いていました。
かく言う背景には、小生が学部~ドクターを取得するまでお世話になった京都大学の恩師「三枝教授」の教えが根本にあったからです。
三枝先生は、今から40~50年前に「環状エーテルのイオン重合」分野におけ
る世界的な権威で世界の高分子学会のトップクラスの賞をいくつも頂いており世界
を股に掛けて、学会講演、各大学での指導授業などをすると共に、民間企業の研究
所とも深い交流がありました。
当時の先生の教えは、ドイツ語で「etwas neues; 新しい発見を、人のやらないこ
とを先駆けてやろう」と言うことと、この後が大切なことですが、自分がやった研究成果の発表は、「誰
にでも直感的に判るように発表に最大の工夫をこらそう」と言うことでした。
いつも、いくら素晴らしい研究をして成果を挙げてもそれが、理解され「学会」
で認められなければ「その研究成果はゼロ」だと言い続けられました。
自らも、研究成果の発表には様々な新規の「アイディア」を創出されました。当
時、40~45年前は研究発表は、白黒スライド写真方式で、からすペンを用い黒インクで専用スライド
原版にに書き入れスライド化すると言う方式でした。
発表スライドは、全て白黒の味気ない化学式だけを記載した「スライド」でし
た。それを、最初に変えたのが背景を濃い「ブルー」にして、白地で文字を浮き上がらせる形式でした。世界
でも始めての発表形式で、その鮮やかさからあっと言う間に、関連学会にの全ての分野にいきわたり
ました。
それが1~2年続きましたがその後は、このスライドの文字をカラー化すること
にしました。ブルーの背景に白地の化学式を書きその化学式の「反応部位」のみ、別の赤、褐色、黄色、等反応様式毎に色を変えたりして反応の様子が一目瞭然直感的に判るようなスライドにしました。このカラースライドも大いに反響を呼びました。
当然、発表の仕方、時間、使う用語等のチェックも事前に受け、学会発表の前には数回にも及ぶ事前リハーサルをやって発表するのが常でした。そのような「努力」もあり日本化学会、並びに各学会での私がいた研究室の発表は、聴衆者が鈴なりの状態でした。
言わば、当時我々「三枝研究室」の研究者が手作りで作成した「スライド」は、
今パソコンで「パワーポイント」ソフトを利用して作成した「資料」の走りのようなものだったと思います。
こうして、大学時代に「プレゼン」の重要さを徹底して叩き込まれたおかげで、
職業人になってからも人に伝える資料つくりに細心の注意を払う習慣が身についたと思っています。
「自分の伝えたいことは何か」
「どのような工夫をすればそれがパーフェクトに伝えられ、人の同意を得ることが出来るのか?」
「どのようにポイントをついた資料」をつくるのか
皆さん余りにも、何の為に資料を作るのかを
理解しないまま資料を作成しています。
同じ、データをもとにしても、作成の意図によってその伝え方は場合によって180度違うことを意識していません。
社内ですらそうですから、これが弊社の商品を買って頂く「お客様」に商品を買って頂く為の「資料」をつくり、それをアピールするプレゼン力をつけるにはやはりそれなりの「ノウハウ」と経験が是非必要だと思います。
新名さんの指導で、営業マンの「プレゼン」の力が格段に向上すれば願ってもないことです。
期待しています。
↑↑↑
実に本質的で示唆に富むお話です。
私も学生時代の恩師にプレゼンを叩き込まれました。
いかに学生時代にプレゼンを意識することが大切か?
それをあらためて実感します。
今、大学の先生方ともこういう話をしはじめています。
「使命感」を持って。
Posted by 新名史典(しんみょうふみのり) at 11:55│Comments(0)
│プレゼンノウハウ
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