株式会社スマートプレゼン

力をこめた文章を書くエネルギー。

同じひとつの文章でも、シチュエーションによってはすごくエネルギーを使いますね。

さらさらっと文章を書けてしまうこともあるのに。

一文を書くとどっと疲れることもある。

そこに使う神経の違いでしょうか？


よく、野球では同じ一球でも疲れ方が違うという言い方をします。

練習で何気なく投げる一球と、試合でいろいろ考えて神経をすり減らして投げる一球。

その消耗の度合いはまったく違うと。


仕事で使う言葉、文章も同じなのだと思います。

ここぞというときには、そういう緊張感のある言葉を使いたい。

消えていくような陳腐なものではなく。



昨日、母校の野球部が兵庫県の超名門、東洋大姫路高校と対戦し、

延長１１回まで粘りましたが力尽きました。

エースの兼森君は１１回に崩れるまで一人で投げぬいたとのこと。

あの暑さの中、それこそ神経をすり減らす一球、一球を投げ込んだことでしょう。

その経験が将来、仕事でもきっと活きることと思います。

３年の最後の夏、調子を崩して一球も投げることなく夏を終えたＯＢも

今、ビジネスで魂を込めた一文字を生み出そうともがいています。

後輩の努力を誇りに思いながら。