2013年09月26日
どこからでも学ぶ!
言葉を通訳する。
例えば英語を日本語に。
それは単に単語の直訳をはめるわけではなく、意図する表現、背景にあるものもちゃんと汲んで言葉をあてはめないと伝わりません。
翻訳ソフトが使えないのは、それが機械にはできないから(笑)。
これは同じ言語の世界でも大変重要だと思っています。
昨日も非常に面白い議論がありました。
昨日は公益法人大阪市都市型産業振興センター様が運営されている、
大阪トップランナー育成事業の3回シリーズのセミナー1回目でした。
この事業は、大阪市の事業で、ライフ(健康・医療・介護等)・グリーン(環境・エネルギー等)分野を中心とした成長産業分野において、
高い市場性等が認められる新たな製品・サービスの事業化プロジェクトを、市場投入まで一気通貫でコーディネータが伴走支援し、
大阪を代表するトップランナー企業を育てるための事業です。
それぞれの方々の事業をしっかり伝えるためのプレゼンをハンズオン型(結果が出るようにしっかり深く入り込む)で行うワークショップ。
→ http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=16047
必然的に受講生のみなさんとの議論も深まります。
昨日は初日だったので、終了後みなさんとの懇親会がありました。
やはり「学べる人」というのはここが違う!ということを再認識。
そのポイントは、
どんなことも自分に置き換えて考えられるかどうか?
だと思います。
一見、異業種の事例に思えること、
一見、BtoCの事例で BtoBには関係ないと思えること、
一見、ビジネスの話ではないと思えること、
それらを自分の世界と照らし合わせてみる。
もし、同じなら、どこが同じなのか?
もし、違うなら、どういう要因で違うのか?
こういうことを常に考えている人は、自分の事業を客観視できます。
当然、認識の固定、すなわち「箍(たが)」を外すことも可能。
そして何より、聞き手の目線で考えられるのでプレゼン力も向上します。
昨日はそういうレベルの高い議論が楽しくて仕方ありませんでした。
弊社はあと5日で2期目が終わります。
今、いろいろと振り返り、来期にむけての仕込みをしていますが、
結局、プレゼンを語りながら、どれだけプレゼンを超えられるか?
普遍的な世界につなげられるか?
の勝負だなとつくづく感じます。
「うちは特殊なんで~」
という世界では何も変わらない。
そこへのチャレンジであり、そうファシリテートすることが私の責務だと感じます。
つまり、究極は「どこからでも、何からでも学べる!」ですね!
Posted by 新名史典(しんみょうふみのり) at 08:52│Comments(0)
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