2012年11月02日
人の幸せをわが喜びとする
11月に入りましたね~
私が1つ歳をとる月でもあります。
また、前職の会社の期が変わるのが11月1日。
多くの元同僚が異動したり、転勤したり、退職して新たな道に進んだり。
なんとなく旅立ちの空気を会社を辞めた今でも感じます。
さて、日本経済新聞の「私の履歴書」でオムロンの立石会長の連載が始まりました。
書き出しの一文が、
「人の幸せをわが喜びとする」
すーっと入ってきました。
まさにここ2日ほど、こういうことを考えていました。
ほかの方の気遣いをするような発言をしていても、実は自分のことしか考えない人がいます。
そう言う人は、なにか問題が起こったときにこう言います。
「謝りたい」
「私も悩んでいます」
でもこれは相手のことを気遣っているのではありません。
謝って「もういいですよ~」と言ってもらいたい。
悩んでいる姿を見てもらって、寄り添ってもらいたい。
つまり自分が楽になりたいだけなのです。
なので、その場は和解しても絶対に改善されない。
所詮、自分が可愛いだけなので。
この2日間、まさにこんな考えの人のことでイライラしていましたが、私も勉強になりました。
プレゼンテーションも部下力も相手への気配り。
自分の欲することを要求するのではなく、相手のためになることを考える。
それを象徴する私の大好きな「桶の中の水」の話。
大先輩に教えてもらった言葉です。
「桶の中の水を自分のほうに取り込もうとしてみなさい。
手前のふちにあたって逃げるでしょ。
逆に向こうに送ってあげなさい。
向こうのふちにあたって自分に帰ってくるでしょ」
この言葉の大切さを心から実感します。
そんなことを考えていた時に目に入ってきた立石会長の記事。
だからすーっと入ってきたんですね。
口先だけのプレゼンや部下力を撲滅する。
私の使命感です。
さ、歳をひとつとる今月だし、私も成長せねば!(笑)
Posted by 新名史典(しんみょうふみのり) at 08:16│Comments(0)
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