2012年04月25日
上司にできること
上司がすべきこと。
藤野祐美先生の新刊書「上司は仕事を教えるな!」(PHPビジネス新書)を読ませていただいたのですが、
非常におもしろいお話がたくさんありました。
特に外資系企業のご経験が豊富な藤野先生。
日本の上司像とは正反対の姿も大変興味深いです。
特に、年上部下を持った際の考え方。
これは実は、今回の私の本でも取り上げているテーマ。
非常に共通点が多く、勉強になります。
上司は仕事そのものを教える存在だととらえるからおかしくなる。
門外漢の上司が異動してやってきたり、ヘッドハンティングされてきたりするとおなしなことになる。
「あの人が内容を理解できるわけがない」
となる。
しかし、上司は「仕事」を教える存在ではない。
「精神的支援」をできるかどうかが上司の存在価値。
だからコーチングも重視される。
おもしろいフレーズに、上司が「失敗してこい!」といって送り出せるかどうか?
という話が書かれていました。
これは私が28歳の時に突然営業部長の拝命を受けた時に、創業オーナーから言われたことに似ています。
「君にチャンスをやったら、成功するか?つぶれるか?実験してみたい。」
と言われました。
この言葉のおかげで肩の荷が下りました。
成功しなくてもいいんだ。。。と・・・
結局、部下のパフォーマンスをあげるために何ができるか?
仕事は部下で成り立っているのですから。
上司がしかるべき対応をし、
部下がしかるべき対応をする。
その両輪で仕事はうまくいく。
部下力とも非常に関係する上司の考え方。
面白かったです♪
Posted by 新名史典(しんみょうふみのり) at 10:39│Comments(0)
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