株式会社スマートプレゼン

日本一練習したやつが日本一になるんじゃ！

ふとこの言葉を思い出しました。


ずーっと昔のこと。

高校野球で徳島の池田高校が全盛期だったころ。

昭和の５７，８年ごろです。


NHKのドキュメントだったと思いますが、

池田高校の特集番組で、その時にある選手が言った言葉。
（確か、５番レフトの吉田選手）

それが、この

「日本一練習したやつが日本一になるんじゃ！」

だったんですね。

あまりにシンプルですが、実にインパクトのある言葉。

ずっと記憶に残っていました。


最近、昔良く使っていた「差別化」という言葉の捉え方を間違っていたなと思うことがよくあります。

差別化された商品を作ろうと思っていました。

そうすると、他社商品との「違い」を見つけようとする。

で、「違う」ところを見つけると安心する。


でも、それはお客様にとって必要な「違い」なのか？

売り手が勝手に安心しているだけではないのか？

商品の特徴を示せたと思って。

第一、違うところかもしれないけど、それは自社の「強み」でなかったりする。

そんな当たり前のことが見えなくなっていたような気がします。


「差別化」とは「自分ととことん向き合うこと」

これが今はすんなりと入ってきます。

とことん、向き合って、とことん強みを磨き上げる。

すると、はじめは他の人と同じだったところから抜け出して、特徴になる。

当然、自分の最も強いところ。

そして「違い」となる。


そんなことを考えていたら、冒頭のフレーズを思い出しました。

高校野球をやっている学校は全国に４０００もある。

でも、そこで日本一練習したら日本一になる。

差別化できる。


日本一練習したと言い切れるだけ努力したか？

とことん自分と向き合ったか？

それを突き詰めることが必要ですね。


昨日、大阪産業創造館のIAGビジネスプランコンテストのファイナルプレゼンに臨みました。

多くの大阪の経営者の方々を前に私のビジネスプランをプレゼンする。

多くのご質問をいただく中で、この「差別化」のご質問もありました。

とことん自分と向き合って頑張らなくては。


さ、コンテストの結果はどう出ますかね？

後日の連絡待ちです～