2010年10月11日
研究者にとっての「発表」の位置づけ
連休最終日の今日は、朝から奈良に行き、義理の妹の家~施設に入っているおばあちゃん訪問~義理の実家とめぐりました。
で、おどろいたのが奈良の集客力(?) → 失礼!
天気が良いこともあったのでしょうが、写真にある平城京の朱雀門あたりはすごい人!
せんとくんもさぞ忙しいことでしょう・・・
さらに各お寺の周辺や馬見丘陵公園あたりはコスモスが満開!
こちらもすごい人・・・
そして、昨日まで天皇陛下が奈良におられたということで、警察をはじめ警備関係車両がわんさか!
いや~、なかなか奈良も集客コンテンツありますね~!
コスモス見ようと思いましたが、駐車場にさえ入れずに断念しました・・・
恐れ入りました。。。
さて、以前少し書いたことのある、「酪農乳業史研究」という研究会史に書いた私の投稿文が掲載されました。
周囲の先生は大ベテランの方々ばかりで、私のような若輩が歴史を書いて良いのか?
と心配になりますが、書いてしまったものはしょうがない(笑)。
「食品衛生と対策に関する歴史的推移~特に手洗いの観点から~」というタイトルです。
個別にご依頼いただいた方はPDFファイルでお送りいたしますので、もしご入用の方はメールください~
これは私の「お仕事」の話ですが、「お仕事」に「お志事」がリンクした案件が来月の頭(11月4日・愛媛)にあります♪
日本ペストロジー学会の若手の会から呼んでいただき、「学会発表もビジネスの糧」という演題でパネルディスカッションに出させていただきます。
日本ペストロジー学会→ http://www.pestology.jp/
ペストとは「害虫」のことであり、害虫駆除、害虫防除の分野の学会です。
ま、私も農業昆虫学という研究室に籍をおいていた(研究内容は違いましたが・・・)身ですので非常に親近感がわきます。
そして、そこで「プレゼンネタ」をやるとはなかなか思ってませんでしたが、これはまさに「お志事」。。
研究者が研究者の世界で行う学会発表、それ自体も多々改善の余地がありますし、その考えだけでビジネスプレゼンをやってしまうと、大きな失敗を招きます。
研究者の評価は基本は「論文発表」ですが、そのプロセスとしての学会発表、また論文化されたものを表現するためのプレゼンなども大変重要です。
私自身、研究者を目指していた時代に、発表がもっとも自己表現に向いていると感じて、研究からビジネスの道に身をゆだねたわけですが、それは時間が経った今、さらに強く感じています。
その問題意識はずっと持っていますが、このような企画をされた同学会の若手幹事の方々のセンスのよさが光りますね!
研究者という非常に明確にセグメント化された方々が対象なだけに、絞り込んでネタを練りこんでいきたいと思います~
Posted by 新名史典(しんみょうふみのり) at 21:33│Comments(0)
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