2010年08月22日
プレゼンの分かりやすさと業績は一致する

昨日、来期計画会議だったことを書きました。
おかげさまで、私のプレゼンはタイムコントロールもうまくいき、無事終わりましたが。
一点、社長から項目の抜けを指摘されましたが(笑)。
その後の様々な事業部のプレゼンを聞いていていろいろ考えさせられました。
すごく端的に言ってしまうと、プレゼンレベルと業績が見事に一致しているのです。
当たり前といえば当たり前なのですが、これが本当に顕著!
なぜ当たり前か?
なぜ経営会議で分かりやすい資料を提示でき、分かりやすく説明できるというかというと、普段の会議や指示においてそのような資料と説明を使っているからです。
プレゼンしている彼らの下には全国各地に数十から100名くらいのメンバーがいます。
本社からの指示が明確でわかりやすいところは、戦略が実行しやすく、そのため結果も明確。
戦略があたっていれば業績があがるし、戦略が間違っていても反省と修正ができる。
しかし、説明が不明確でわかりにく事業部では、現場もわからないまま動きますから、成功と失敗の原因もよくわかりませんし、現場が勝手に動き出すおそれもあります。
第三者の目で見ていると、わかりやすい事業部の表現方法や戦略を真似してしまえば非常に良くなるのに!
と思ってしまいますが、当事者だとなかなか他の事業部をそういう目でみれないようです。
第三者がわかりやすい、ということは当事者もわかりやすいはずなんですが。。
それともう一つ気づいたのは、(特に営業なので)わかりやすいプレゼンには必ずお客様の顔が見えるということ。
戦略と市場がちゃんとつながっているので、誰に対して訴求しているのか?ということが会議だけでも見えるのですね。
いっぽうわかりにくプレゼンでは、いろいろと言葉を多く使って説明していますが、お客様の顔がみえない・・・
なので、誰のための提案なのか?がわかりにくい。
これも見事に業績と一致していました。
成功例を活用すればよいのに、そこに変なエゴがあって、そういう風に見れない。
やはり人事ローテーションは必要か。。。
Posted by 新名史典(しんみょうふみのり) at 07:45│Comments(0)
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