株式会社スマートプレゼン

すでに世の中はお盆休みの方も多いようで、今朝の御堂筋線は結構すいてましたね。。

私は明日から４日間、お休みをいただきます。

その間、やりたいことはてんこ盛り！

あとは自分の時間をどこまで確保できるか？？

やはり早朝かな・・・


さて、元NHKの記者で、現在はテレビのコメンテーターなどでも大変ご活躍の池上彰さんは、非常にわかりやすいお話をされる方として有名です。

それを象徴しているのが、１１年間務められた、「週刊こどもニュース」という子供向けのニュース番組。

なにせ対象が小学生なので、難しい言葉は通じない。

そして、言葉以上に重要なのが、本当にわかっていないと人には説明できない、ということ。

それを子供相手にやると、自分でも気づいてない「分かっていない」ことが明らかになります。

で、「分かっていないこと」は相手にも伝わりにくい。

話し手が「分かっていない」話は、聞き手からみても、不思議なほど理解しづらいようです。

（この本にはそういうことが実にわかりやすく書いています）




ちょうど、昨日の仕事でもこれを実感しました。

私も会社ではいろんなことに雑多に関わっていますから、よく知っていることもあれば、正直立場上さわりを知っているだけで、深くは知らないこともたくさんあります。



昨日は、それぞれの案件で社長といろいろと話していましたが、私がよく知っている話（例えば微生物的なことや、殺菌剤のこと）は、私も無意識に自信満々に話していますし、質問にも答えられます。社長もそれは納得。

しかし、言葉だけをさらっと知っていて、詳細は分かっていない話（例えば、電気系統の話など。私は機械が大の苦手・・・）については、心の中で「そこは突っ込まんといて～」と願いながら説明しているので、相手にもそれが伝わってしまう。

当然、質問への回答も歯切れが悪い。


サラリーマン的な対応としては、これでもやっていけてしまうことがありますが、やはり自分の本当に強みを発揮する領域ではこういうことがないように腕を磨いておかなくてはなりませんね。

ま、そういうことを考えても、強い分野に特化してサービスを提供することが最良なのは当然か・・・。