2010年07月10日
「妥当な判断」をしてもらうために
昨日、某大阪の老舗商店街を歩いてましたら、こんな看板を見つけました。
「日本初スイーツクレーンゲーム」???
食べ物であそんでいいのか?
看板ツッコミュニケーションで使えそうです。。。
今度、開いている時間にみてみます。。
さて、先日のプレゼンのセミナーでいろいろとご感想いただけたのですが、
今回多かったのは、次のフレーズへの共感や驚きのお言葉。
プレゼンの目的は「説明」でも「説得」でもなく、相手に妥当な「判断」をさせること。
これは決して私が自分でオリジナルで考えた言葉でなく、私も最初は驚き、そして非常に共感した言葉なんです。
それ以来、大切にしています。
そのオリジナルはこの本にあります。
小沢正光さんの「プロフェッショナルプレゼン。」
博報堂の方なので、広告のプレゼンの観点で非常にわかりやすく書いておられます。
説明や説得でその場ではなんとなく共感してくれるかもしれません。
でもそれはその場の一時のこと。
よく、プレゼンがうまい、といわれる人に、「言いくるめる」人がいます。
私の周りにもいます。
なんとなくその時はよい話に聞こえる。
でも、全く納得してないので、あとから冷静に考えると腹が立つ(笑)。
(言いくるめられそうになったこと自体にも腹が立つ・・・)
だから、決して賛同しないし、それを受け入れようという「判断」には至らない。
では、「判断」してもらうにはどうするか?
そのために少なくとも「妥当」だと思われる、情報、考え方、分かりやすいプロセス、そして想像できる明るい未来を提示しないといけない。
それを提示していないのに、「決断」を迫るプレゼンがいかに多いことか・・・
だからうまくいかないし、成功確立も低くなる。
「決断」を迫ってはいけないと思うのです。
「納得」して「判断」してもらわないと。
なので、プレゼンストーリーやコンテンツを見直すとき、
必ず、そういう観点で十分なのか?最善をつくしたのか?を見直すことが大事だ!
・・・と思うんですよねえ。。。。
Posted by 新名史典(しんみょうふみのり) at 10:46│Comments(0)
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